SMFトライアル2011

学生グループ対抗・提案コンペティション

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Team Hi-UP

学校名 北海道情報大学
チーム名 Hi-UP
メンバー名 馬場 脩平
田中 美帆
笠島 千彰
水田 弓絵
奈良 悠馬
小枝 祐輔

私たちが市長になったら札幌をどのように活性化させるのか。

現在の札幌市は、「創造都市さっぽろ」というテーマの下、様々な取り組みを行っています。その一環として、札幌駅前地下歩行空間の建設があります。地下歩行空間は最近開通したことや、ストレスなく札幌と大通を移動できることで、多くの人が利用しています。

しかしながら、地下歩行空間が建設された目的は単なる交通手段としてだけではなく、「CGMの拠点」として「地下歩行空間で双方向の情報の受信と発信が行われる場」として構想されたことを、みなさんはご存知でしょうか。これは、札幌市の「創造都市さっぽろ」提言書にはっきりと書かれており、広告情報発信の場としてはもちろん、若手の想像・創造力の育成や発信者と受信者双方向のCGMが達成される空間として設計されました。

しかし、この地下歩行空間を見渡してもCGMの拠点といった使われ方はされていません。現状では前述のように双方向のやり取りは達成できておらず、ただの広告の垂れ流し、一方的な情報の発信を行っているのみです。

地下歩行空間には、北2条広場に設置された6枚の大型デジタルサイネージがあります。この媒体は映像と音を扱うことができ、出力できる情報が多いことや、一般の方が制作した番組をデジタルサイネージを用いて、公開できるなど様々な利点があります。しかし、このデジタルサイネージ自体の規模の小ささや、柱による視界の阻害など様々な要素が重なりあい、交通手段として利用する人にはあまり印象にのこらないものとなっています。

そこで私達は、このような現状があるデジタルサイネージを注目させ、これを利用し地下歩行空間に「双方向のやり取り、すなわちコミュニケーションができるアート発信の場を作ります。」

アート×コミュニケーションシステム【Re:make】の提案。Re:makeシステムは以下の3要素から成り立っています

Relax(憩いの場)
まず、現状のDサイネージの注目度の低さを解消し、アート作品をじっくりとみられる環境つくりが必要です。地下歩行空間は、大通方面に行くにつれて、休憩スペースが少ないという現状があります。そこに目をつけ、このサイネージ前の空間に休憩スペースを設け、その場を憩いの場として利用できるほか、作品をじっくりとみられる環境づくりに貢献することができます。こうすることにより、自然に人が集まり、サイネージで放映されるアートの注目を高めることができます。

Reaction(刺激、反応)
地下歩行空間にある6枚のDサイネージ、これを2枚一組とします。左側の画面にはアート作品が放映され、そのすぐ右隣の画面には、放映されている作品の詳細と、その作品についての専用Twitterのタイムライン表示しています。この空間では、作品を見て感じたことやタイムラインをみて感じたことを、その場で、自分のデバイス(ケータイやPC)を通じて気軽につぶやくことができます。例えば、作品についてつぶやいている人に対して、共感のつぶやきをすることや、作者に対するメーセージなど、Twitterの即効性のあるコミュニケーションを生かしたシステムを導入しています。こうすることにより、「アート」をきっかけとする「コミュニケーション」、すなわち双方向の情報の送受信が実現されます。

Relation(つながり)
前述した2つの要素をステップとして、この空間で放映されたアートをきっかけに、「クリエイターと閲覧者」とのTwitterを通したつながりと、同じ場所、同じ時間でみたアート作品に対して、「共感をもった閲覧者同士」のTwitterでのつながりが、その場で実現します。

放映されているアート作品に対して、ただを見て感じるという一方的なCGMとしてではなく、アートを見てみて感じたことを作者や、ほかの閲覧者に発信・還元できることが、アートをきっかけとした新しいコミュニケーション、CGMの形として、達成されます。以上がリメイクシステムの全容です。

この空間で放映される、様々なアート作品に惹かれて足を運ぶ人。ちょっとした休憩や待ち合わせに、この空間をたまたま利用する人。様々な人が、この空間に集まり、同じ時間に、同じ場所で、放映されるアート作品を共有します。

それまで、ただ見て通りすぎるだけだったアートも。それまで、ただすれ違うだけだった見知らぬ人とも。この空間が、新たな発見と出会い、つながりのありかたを【Re:make】つくりかえます。

同時に、この空間でアート作品を公開するクリエイターにとっても、様々な人の目にとまり、さらにそれによる出会いやつながりも出来る非常に魅力的な空間となるでしょう。

札幌を、「アートとその話題、出会いであふれた街」につくりかえませんか。